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2021.12.17
プレス・リリース企業

ヴィーナ・エナジー、中山間地域の課題を地域密着型で解決を目指し、「一般社団法人カザミドリ」を鹿児島県いちき串木野市で設立

令和3年12月17日
ヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社

アジア太平洋地域で最大級の独立系再生可能エネルギー事業者(IPP)であるヴィーナ・エナジーは、中山間地域の課題解決を地域密着型で目指し、鹿児島県いちき串木野市に一般社団法人カザミドリ(以下、カザミドリ)を設立しました。

中山間地域は、日本における総土地面積の約7割を占めていますが、都市部よりも急速に高齢化・過疎化が進行し、地域活動の担い手不足、さらには集落機能の低下、地域の伝統文化や産業の維持困難などが深刻化しています。

ヴィーナ・エナジーが鹿児島県において進めている風力発電事業に関わる中山間地域も同様に高齢化、過疎化が進んでいます。カザミドリは地域住民と事業者が互いの顔が見られる近い距離感で、アイディアを出し合いながら、持続可能な地域基盤づくりや豊かな生活持続可能な地域づくりを進めてまいります。

カザミドリの活動拠点は、いちき串木野市荒川区において、閉店した蓑手酒店を改装し、地域住民の集いの場として再オープンした「MINOTE+(ミノテプラス)」に置きます。なお、カザミドリの活動には鹿児島で活躍されている団体や個人などへのアドバイザーの派遣や助成事業を実施し、持続可能な地域づくりの輪を広げていきたいと考えています。

「一般社団法人カザミドリ」設立概要


カザミドリは鹿児島県いちき串木野市、薩摩川内市、鹿児島市の中山間地域・集落を中心に、地域経済の更なる発展と活性化を目的に主に、以下の事業を行います。

1)地域のタネ探し/地域の課題や資源を発掘・整理するサポート

2)地域活動に取り組む団体を助成支援

3)地域プロジェクト支援活動/地域に専門家を派遣、地域の挑戦に伴走(アドバイスやコンサル)

住所(主な事務所): 鹿児島県いちき串木野市荒川2370-2MINOTE+(ミノテプラス))

ホームページ: https://kazamidori.org/


  

■“かゆいところに手が届く”地域に密着したプロジェクトが続々始動

プロジェクト①:地元野菜や生花の直売所 MINOTE+(ミノテプラス)をオープン

本年111111時、いちき串木野市の荒川地区にて、空き商店を再生した「地元野菜や生花の直売所MINOTE+(ミノテプラス)」がオープンしました。

本年8月、実験的に「1ヶ月限定の写真展と野菜販売」を実施したところ地域内外から大変ご好評をいただきました。「ずっと続けてほしい」という声も多く、満を持して、毎週木・金・土は「野菜や生花等を売る直売所」として営業をスタートしました。

直売所の常設化に伴い、お弁当やお惣菜のご提供も開始。荒川地区外から訪問者も増えており、地域の活性化にも繋がっています。今後も地域内外の皆様にお楽しみいただけるイベント開催も計画していきます。

 ●MINOTE+(ミノテプラス)直売所運営協力会社
  ・SHIRAHAMA COFFEE STAND ・ケントコーヒー
  ・くしき野温泉みすまるの湯   ・じゅがいもの会

プロジェクト②:いちき串木野市社会福祉協議会の移動スーパー事業のスタートアップ支援

カザミドリの活動拠点である中山間地域の生活での困りごととして、多くの住民から寄せられるのが、「買い物をするスーパーまで遠い」、「スーパーまで行く足がない」など買い物に関する困りごとです。カザミドリはいちき串木野市社会福祉協会と協業しの計画する「買物支援事業」(移動販売車ぐりんぐりん号)のスタートアップを支援しており、20221月からのショッピングカーの運行開始を目指し、現地では急ピッチで準備を進めています。また、MINOTE+(ミノテプラス)との連携についても検討中です。

プロジェクト③:薩摩川内市滄浪地区の伝統漁「建網干し漁」の持続化に向けたサポート

薩摩川内市久見崎町滄浪(そうろう)地区で行われている建網干し漁の持続化に向けたサポートをいたしました。建網干し漁とは、潮の満ち引きを利用した古くからの漁法で、満潮時浜の一部を網で塞ぎ、潮が引いた後に網の中の魚を捕まえます。
近年は人手不足であることから運営継続が困難な場合があるため、ボランティア募集のPR動画制作を実施し、今後も認知拡大サポートを続けていく予定です。

報道関係者お問い合わせ窓口

ヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社
大久保麻子
広報
asako.okubo@venaenergy.com

ヴィーナ・エナジーについて

ヴィーナ・エナジーは、合計出力16ギガワット(1)を超える開発・建設・稼働中の太陽光発電所、風力発電所(陸上/洋上)、蓄電池発電所、およびハイブリッド再生可能エネルギー資産を有するアジア太平洋地域最大級の独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)です。シンガポール本社のほか日本、韓国、台湾、タイ、インド、オーストラリア、インドネシア、フィリピンに本社および事業所、計48拠点を持ち、太陽光発電と風力発電の全プロジェクトの開発・設計・調達・建設・運営管理を統合的に行っています。

ヴィーナ・エナジーは、環境・社会・ガバナンス(ESG)基準のマネジメントをその戦略及び事業活動に組み込むとともに、プロジェクトのライフサイクルを通じた地域社会との関係構築に真摯に取り組んでいます。

ヴィーナ・エナジーの日本法人であるヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社は、本社(東京都港区)および15拠点の国内事業所を有しています。国内においては、太陽光発電事業は日本再生可能エネルギー株式会社、風力発電事業は日本風力エネルギー株式会社、運営管理はNREオペレーションズ株式会社、建設工事等の施工管理はヴィーナ・エナジー・エンジニアリング株式会社が行っています。

詳しくは、https://www.venaenergy.co.jp(日本語)、https://www.venaenergy.com(英語)をご参照ください。

(1)稼働中、建設中、着工可能(OCSR)段階および、開発の様々な段階の資産を含む

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